ひらたクリニックの内科医療
風邪、発熱、頭痛、めまい、アレルギー、下痢、嘔吐など一般的症状の他に高血圧症、脂質異常、糖尿病、メタボリックシンドロームなどの「生活習慣病」と呼ばれる疾患も診療します。
また様々な病気の早期発見や早期治療、自分では自覚できない症状を見逃さない、病気そのものを予防することを目的に健康診断も対応しております。
診断結果より、かかりつけ医として迅速で柔軟な対応をさせていただきます。
扱う疾患・症状
- 高血圧症
- 脂質異常症
- 高コレステロール血症
- 高脂血症
- 糖尿病
- 痛風・高尿酸血症
※表示は一例です。
診療体制
血液生化学検査
採血した血液のさまざまな成分を分析し、体に異常がないか、どの部分の疾患なのか、炎症があるのか、栄養状態はどうか等を推測する検査です。 患者さんが服用されている薬の血液中濃度を測定することで、治療方針の決定にも役立てられています。
心電図
心臓の筋肉から発生する微弱な電気信号を拾い上げ、その電気刺激の有無によって心臓の筋肉を収縮・拡張させています。心電図検査では、収縮するリズムの乱れ・心筋の虚血の有無をチェックすることで、心臓が正常に動いているか、不調はないかを把握していきます。
エコー検査
超音波(エコー)とは、人が聴くことができない高い周波数の音波です。この高い音を臓器に当てて、その反響音を電気信号に変えて画像として表示します。「何にあたって跳ね返ってきたか」によって受け取る信号は変わるため、内側の様子をより鮮明に知ることができるのが特徴です。
マルチスライスCT
マルチスライスCTでは体軸方向(頭から足方向)に複数の検出器列とデータ収集システムを備えています。これにより従来のCT装置に比べて、撮像時間が飛躍的に短縮され、短時間でより広い範囲の精密な撮像が可能になりました。
骨密度検査
骨密度検査では、骨の中にカルシウムなどのミネラルがどの程度あるかを測定します。骨粗鬆症や関節リウマチ、ホルモン分泌異常の診断が可能で、それらの経過観察及び治療効果の判定等にも利用されています。また全身の骨ミネラルバランス、体組成(筋肉量・脂肪量)の把握もできます。
胸部X線画像病変検出ソフト
CXR-AID(富士フイルム)
胸部X線画像病変検出ソフト CXR-AID(富士フイルム)は人工知能 (AI)を活用して胸部単純レントゲン画像を自動解析し、数十秒で異常領域を検出します(患者さんの費用負担はありません)。 当院では、医師とAIとのダブルチェック体制をとることで、見落としを減らし、難易度の高い病変も拾い上げたいと考えています。 胸部X線に異常を認める場合には、速やかに胸部 CT 撮影を行うことで、いっそうの解析が可能となります (画像情報は必要時には、連携医療機関に提供できます)
内科より患者様へ
がんの診断、手術から抗がん剤治療、免疫療法から緩和治療まで行ってきたがん治療医が往診も行います。
また、かかりつけ医を持つことで日頃の健康管理やより適切な治療やアドバイスを行うことができます。
お気軽にご相談ください
各疾患の詳しい説明
高血圧症
高血圧とは、診察室で 計測する最高血圧が140mmHg、最低血圧が90mmHg以上をいいます。
高血圧は、心筋梗塞や脳卒中など多くの疾病を引き起こすリスクです。 当クリニックでは、まず家庭での血圧を記録して頂きます。その結果から、高血圧の程度・原因の推察や適切な治療法や検査方法を決めます。
未治療の高血圧の方には、まず特殊な高血圧を調べる血液検査を含む各種検査を行い、合併症の有無を調べます。
高血圧が軽症の場合、生活習慣の改善方法をお伝えし、治療計画を立てます。それでも血圧が下がらない場合、血圧を下げる薬で治療を開始します。
脂質異常症、高コレステロール血症、高脂血症
脂質異常症は動脈硬化の原因です。動脈硬化を放置すれば心筋梗塞、脳梗塞などの病気に直結します。当クリニックでは頸動脈エコーで動脈硬化の程度を調べ、リスクを考慮した生活習慣の改善と、内服薬による治療を行います。
糖尿病
糖尿病は万病の元です。動脈硬化とそれによる心疾患・脳卒中や、神経障害、四肢末端の血流障害、腎不全の原因になります。我が国で透析が必要となる一番の原因は糖尿病です。
当クリニックでは15分でHbA1Cと血糖値を把握できるシステムを備えて、糖尿病治療を行います。重症な方は連携病院に紹介しております。
痛風・高尿酸血症
痛風は足の親指や膝などに急性関節痛を引き起こす病気です。
その原因は高尿酸血症といって、血中の尿酸値が高いことが原因です。痛風発作は薬を飲んで1−2週間で収まります。しかし、高尿酸血症を放置すると動脈硬化が進行し、心筋梗塞・狭心症・腎障害を引き起こして、透析が必要となってしまうこともあります。生活習慣の改善と、尿酸値を下げる薬で治療します。